#シコーる活動日誌

すきなことを書く

【全国ダブル】こご風CHALKあれこれ

 お久しぶりです。

久しぶりにダブルレートやりました。ちょっと考察多めですのでゆっくり読んでください。

最近ウルトラルールにも気合い入れてます。一年経つとずいぶん懐かしく感じるもので、会場行きたい欲が湧き上がってきてしまいましたね

 

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最近のダブルレート事情を見ていると、強い人が少なく、弱い人が多いような話をよく聞きます。実際のところはどうあれ、今のレートで結果を残すには格下に負けない構築」が求められているのでしょう

そこで、格下に負けない構築…僕が思うに、「強い構築」「弱みが少ない構築」の両方を満たした構築を目指す方針で組み始めました

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単に「強い構築」だけを求めると限界雨といった構築になり得ますが、これだと雨をメタられてるだけで格下に負ける可能性を抱えてしまいます。よって、「弱みが少ない構築」であることも必須条件と言えますから、バランスの調節が難しいです

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この理想に近かったものの1つがガルーラスタン(CHALK)です。ガルーラは弱点が少ない点、命中不安技がない点、猫騙しによって不利状況のケアが効きやすい点から弱みが少ないと言えます

また、弱みが少ないメガ枠は選出率が高く、それによって後述する持ち物と数値から見た理想の選出に噛み合っていることも理由の1つです

次に「構築の強さに直結する要素」として、種族値、ゲームプラン、相性補完、持ち物全てにおいて最高水準を満たしたグッドスタッフを目標にしました

この要素を高水準に保ち、弱みが極限まで少ない構築を組むことができたなら、それが現ダブルレートでの理想の構築というわけです

「構築の強さに直結する要素」について少し触れていきます

 

種族値の条件

ポケモン単体の強さを表すわかりやすい数値としての種族値の高さにこだわり、実質合計種族値500以上を取り巻きの採用条件としました

CHALKによくいる取り巻きはモロバレルを除き、みんな満たしていましたので特に意味はありません

※実質合計種族値…例として物理ポケモンであれば、合計種族値からC種族値を引いたもの

 

②ゲームプラン

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初手からガルーラクレセリアの猫+凍える風展開をするか、もしくはガルーラ+Z枠などの選出で牽制を兼ねたサイクルや数的有利を取るなどしてからクレセリアを展開する

程よく削りを入れ、死に出しなどで綺麗に着地させた裏のツルギで2匹以上持っていく

 

③相性補完

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基本選出をガルーラ+クレセリアカミツルギ+@1として、残りの3匹をガルーラの引き先、ツルギで相手にしにくいパーティへの対処、立ち回りの幅を広げるなどの目的に沿って採用しました

この時、Z枠を必ず選出したいと考えていたので3枠ともZクリスタルを持たせました

 

④持ち物の条件

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「数値の高さが構築の強さ」を踏まえた上で、持ち物で評価は

Z>メガ石>木の実>拘りアイテム>チョッキ>その他

です。(進化の輝石など例外を除き)

今までは数値を少しでも落とさないために、選出4枠にZ(確定選出)とメガの被りを避け、残り2or3枠を半分回復系統の木の実持ちや拘りアイテム持ちで埋めきるパターンが大抵でしたが、今回の構築だと軸がガルーラ(メガ石)+クレセリア(木の実)+カミツルギ(木の実)なので、残り1枠がZ枠なのが理想の形です。つまり残り3匹はZクリスタル以外は持たせる理由がないです。この構築のように軸をZ枠に負担させなければ、選出において意識せずともZ被りを解消でき、ほぼ全ての試合で数値の高い選出を実現できますね

 

以前はこれに加えて情報戦で優位を取る工夫(初見殺しやBO3を見据えた2つ目の展開など)や環境メタにも力を加えていましたが、前者はオフライン大会ならまだしもレートでの情報はコントロールするのが難しくそもそもフェアな戦いができない(CAS(自分でやるなら自業自得…)での情報流出や再戦過多なせい)こと、後者は自分があくまで完成度の高いパーティを追求しているのに対し、メタは勝つ手段でありながらも完成度の高いパーティを作る手段ではないとして、これが理由で今回は優先度を落としています

その代わり、情報で差をつけられても回答を持たれにくく、勝敗に影響しにくいパーティ」と「立ち回りの強さ」を目標にしました

 

個体解説

実数値省略します

 

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ガルーラ@メガストーン

意地 H4 A252 S252

猫 捨て身 不意打ち 守る

 

守るを持っているガルーラはそんなに多くないようですが、立ち回りは窮屈に感じませんでした

CHALKの強いところは盤面に行動の選択肢を多く持てることで、特にサイクルの中で相手のZ技を確認してから切り返す動きが可能な構造は7世代になって日の目を浴びた強い要素で、僕の一番好きなところです。それを手助けする守るはやはり優秀だと思います

CHALKは攻めのターンと受け流しのターンの駆け引き(僕はこれを立ち回りの波と呼んでいます)において柔軟で、相手にとって立ち回りが見えない構築の代表格でしょうが、その分使い手の感性や経験則に影響を受けやすい構築とも言えるでしょう

個人的に7世代ガルーラは猫騙しが必須です

弱体化したガルーラの物理アタッカーとしての性能はメガメタグロスメガボーマンダと比較して悲惨ですから、ガルーラはサポートの役割とある程度割り切った方がいいです

強いて挙げられる猫騙しを警戒させれるという強みも、再戦や盤外での情報アドバンテージの前には無力ですし、相手に猫騙しを持っていることを知られているが、こちらも守るや交代を読んだ行動選択肢を持っているという状況が生まれて初めて、フェアなバトルが成立するという考えです

僕はこれを弱みを作らない技選択と呼んでいます。1ターン目にグロウパンチをする展開が多くても猫騙しを採用すべきなのは、たとえ9割でとんぼ返りを選択するガオガエンを使うプレイヤーが、猫騙しを切ることはないのと同じ理由です

 

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クレセリア@ウイの実

控えめ H252 C252 D4

サイキネ 凍える風 めざ炎 守る

 

こちらも守るを持たせたクレセリア

ガオガエンに対してクレセリアがはたき落とすを撃たれないように守るで状況を管理しながら、Z枠でガオガエンを常に牽制することを意識していました

そもそも守るという技は持っていないという情報を相手に知られているかどうかで試合の流れが変わるほど重要だと思っているので、初見殺しとしての強みではなく、こちらも弱みを作らない技選択のために持たせました

Z技の影響で、この守るの重要さは7世代になって顕著に表れたと思います

主流のレヒレが眼鏡から守る持ちの木の実やZへと移行したのは多くのプレイヤーがこのようなことを理解してか、無意識に気づきを得たかはわかりませんが、Z技(主にコケコの電気Z)の存在が1つの理由なのは間違いないでしょう

ガルーラ構築においてCに振らないクレセリアは、特にグロウパンチをしないパーティであれば露骨に弱いのでC振りは確定です

 

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カミツルギ@フィラ

意地 H132 D228 S148

リフブレ 聖剣 剣の舞 守る

 

ツルギは配分次第で使い勝手が格段に変わるので、昔は奇形扱いだったHDツルギも環境に蔓延、今ではすっかり主流ですね

このツルギもHDベースで、威嚇サイクルへの回答として剣の舞、詰め筋なので耐性有利なポケモンとの殴り合いを落とさないために回復木の実とD振りが必要でした

受けるダメージの振れ幅が大きく、被ダメージ管理もしやすいダブルバトルにおいての半分回復系統の木の実はわかりやすく数値を引き出してくれる最強格の持ち物です(ただし持たせるポケモンを選ぶ)

チョッキは弱みを作りやすい持ち物ですし、詰ませの役割なら木の実の方が優秀です。同じ理由で拘りアイテムも木の実より基本優先度は落ちると思っています

まあこれはあくまで数値を伸ばす手段としてのアイテムに対する見方ですので、環境やその他の影響を受けて、実際にはそうでもなかったりします

 

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ランドロス@地面Z

意地 H4 A252 S252

地震 雪崩 蜻蛉 守る

 

Z技はダブルにおいて重要な縛りに最も直接的な影響を生み出す持ち物で、総じて使い得です

ランドロスに関してはプレッシャーをかけながらも蜻蛉帰りができて本当にタチの悪いポケモンです

ということは、このランドロスのとんぼ返り採用も弱みを作らない技選択と言えますね

地震の対ワイドガード、味方巻き込みなど目に見える短所が解消されて使いやすさは劇的に高まりました

Zランドロスに関して、自分は余程のことが無ければASが結論であるとしています

理由は単純で、下から撃つ地面Zが弱いからです。少しでもガルーラやツルギを抜けるようにしたいです

 

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カプ・レヒレ@水Z

控えめ H236 C252 S20

ドロポン ムンフォ 黒い霧 守る

 

この型のレヒレは常にドロポンを推しています

特にZ消費後の展開を想定した場合、眼鏡でも瞑想でもない濁流はドロポンに比べてあまりにもリスクとリターンが不釣り合いです

瞑想+水Zでの崩しを想定しているなら濁流も選択肢ですが、単なる崩しならドロポンZの方が優秀なのでそれでも怪しいくらいです

僕の場合最終的にレヒレで勝つことを目的にしていないので瞑想は不採用、代わりに黒い霧を採用しました。バトンやら腹太鼓しか考えていない有象無象パーティを蹴散らすのに役に立ちました

 

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バンギラス@岩Z

意地 H252 A180 S76

いわなだれ 噛み砕く 鈍い 守る

 

この枠にはよくヒードランが採用されますが、後述するZ持ちの条件を満たすために今回はバンギラスを採用しました

岩Zはガオガエンの他に、サンダーやボーマンダの処理も効くのでカミツルギとの補完に優秀です。ほとんどのガオガエンを縛るためにSに少し割いています

結果的にS振り鈍いバンギラスとなりましたが、竜の舞だとASでの採用が前提となるし、Sもたいして伸びずコケコすら抜けなくて、ハッキリ言って竜の舞という選択肢はなかったです

ポケモン単体に焦点を当てたときは「数値の高さ」を重要視しているので、竜舞型はASで採用しなければならない点が弱く、それと比べて鈍いはもとより実数値の高いABを伸ばすことができる点でも高い数値を実現し、噛み合いが取れています

 

 

この構築のポイントは6匹全員に守るを持たせたこと、Z技持ちは必ずガオガエンを縛れるようにしていることです

強構築4大条件(種族値,ゲームプラン,相性補完,持ち物)を高水準に保つことに加えて、現在の環境(初見殺しの有無は情報環境を,環境構築メタは流行環境を,守るを持たせるのはZ技環境やとんぼ返り環境を,ガオガエンを縛るZ技はガオガエン環境)を見たそれぞれのアプローチを仕込むことは、このCHALKにかかわらず全ての構築で意識すべき点で、構築を組む上で必ず役に立つので試してみてください

 

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ガオガエンを縛るZ技は環境を見るにしてもピンポイントすぎかと思われるかもしれませんが、現状ガオガエンがほぼ全ての構築に入っていることと、ガオガエン自体が大抵守るを持っていないことと相まって効果的に作用しますので、アクセントとしてオススメ

そしてこの構築では基本選出のガルーラ、クレセリアカミツルギ3匹にとってガオガエンが重く、この条件は選出に組み込む上で必須レベルであったことでしょう

 

6匹全員が守るを持っていることについて、これは出し負けやZ技へのリカバリーが効きやすいだけではなく、トリックルーム対策も兼ねています

これが構築の穴を埋めるのに大きく貢献し、勝率を安定させたのは間違いありません

 

気づいた方もいるかもしれませんが、このCHALKは前回のトリルCHALKと対になっています

単にS操作の違いだけではなく、攻撃的なトリルCHALKと防御的なCHALK、初見殺しのトリルCHALKと初見殺しの優先度を大きく下げたCHALK

わかってはいましたが、これほど似た並びでも、方向性を大きく変えることで全く違う構築に仕上がるのはとても面白いですね

【全国ダブル】トリル身代わりCHALK-F - #シコーる活動日誌

 

実績に関してはゲンガーに勝てないことに気づいてからはあまり触っていなくてありませんが、1600→1800までそこそこいい感じに上がりました。ただ前回のchalk記事で言ったように、自分はトリルchalkが唯一まともに使えると感じましたね。もっと手応えを感じたら使い続けていたかもしれません